静鈴恋慕

九州の邦楽界を代表する名手、渡辺鈴士、渡辺シズが、古典、現代、宮城曲の真価を問う渾身の演奏を披露。現代邦楽に大きな足跡を残す藤井凡大作曲「静鈴恋慕」を収録
初発売日：2013年8月21日

渡辺鈴士
19歳より琴古流鈴慕会宗家、青木鈴慕（人間国宝）に入門。1974年NHK邦楽技能者育成会第19期修了。1978年「渡辺鈴士尺八リサイタル」を機に福岡を拠点として尺八専門家になる。1986年委嘱作品、藤井凡大作曲「静鈴恋慕」鈴士（尺八）、シズ（十七弦）にて、福岡・東京はじめ各地で初演。琴古流尺八鈴慕会大師範範虚空庵、九州鈴慕会代表。

渡辺シズ
4歳より生田流箏・三弦を、宮城喜代子・宮城数江・小橋幹子・今野須美恵・上木康江・藤井由香の各師に師事。1969年、東京藝術大学邦楽科卒業。皇居内桃華楽堂に於いて御前演奏。NHK邦楽オーディション合格。宮城会コンクール入賞。1972年　福岡に於いて、演奏・教授活動を始める。2011年、九州邦楽・邦舞芸術祭実行委員会を立ち上げ、『九州邦楽・邦舞芸術祭』を博多座にて公演。宮城社大師範。箏曲宮城会理事、評議委員、九州支部長。森の会会員。NPO福岡邦楽文化芸術振興会理事。