価格:
¥
1,783
(税込)
購入期間:
2022年09月14日00:00~
発売日:
2002年10月21日
※ 購入される際は、商品の内容を必ずご確認ください。
商品情報
祭りの系譜(たつさぶろう)
最近、見慣れた盆と正月の帰省ラッシュは、外国にはない日本独特の光景なのでしょう。外国人にはこれもひとつの祭りと見えるかも知れません。
夢玄の音楽のイメージとして「美しい日本の情景」を掲げていますが、今回のアルバム「祭りの系譜」では日本舞踊や民舞を意識した歌づくりをしました。何故かと申しますと、邦楽と歌舞伎や舞踊は同じ劇場空間で共生する舞台芸術に他ならないからです。
数年前、杵屋崇光からの話で、札幌の「第七回YOSAKOIソーラン祭り」に出演したことがあります。そのとき目の当たりにした民舞やストリートダンスなどのエネルギー溢れる躍動感に圧倒された思い出があります。そこには日本の民族音楽と現代の若者たちが同じ時間、同じ場所で「こころ」を共有した新しい祭りの風景がありました。そのときの鮮烈な感動がこのアルバムに収めた「津軽はんや」「海響SORAN」(新やまと紀行)の二作品になりました。この作品の思い切ったアレンジは現代の若者と伝統音楽をつなぐ架け橋になるように思います。茶髪の若者たちが夢玄の音楽にのせられて踊り明かす・・・・そこに新しい祭りの情景があります。
望月太津三郎(もちづきたつさぶろう)
昭和14年生まれ。京都の三世中村寿鶴師の内弟子となり中村寿洸として昭和62年まで活動。その後初代太津三郎引退を機に、二代名を襲名、現在に至っている。若年より創作邦楽研究会同人として創作活動に参加。数々の作品を発表している。又、海外での演奏活動も盛んである。その一方、「たつさぶろう」の名で作詞も数多く、大和楽「風流三番叟」長唄「すず虫」等の作品がある。その後、杵屋崇光、杵屋寿浩と語らい、邦楽風土記、二十四季風雅頌、夢玄抄の邦楽創作シリーズ制作を手がけ「神名火」「春遊び」「風の浮橋」「まぼろし祝言」「都忘れ」等。
杵屋崇光(きねやたかみつ)現杵屋勝四郎(きねやかつしろう)
昭和34年生まれ。四歳より父故杵屋和四蔵に師事、長唄の稽古を始める。その後、人間国宝杵屋勝国師、人間国宝宮田哲男師に師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科長唄専攻卒。松竹歌舞伎アメリカ公演等に参加。ビクターよりTHE家元「三味線オンマイマインド」でデビュー。1990年8月THE家元、世界音楽祭にて世界第2位入賞。1992年ミュージカル「SANADA」の音楽担当/出演。1997年8月ソロCD「風の浮橋/都忘れ」リリース。10月第1回杵屋崇光長唄リサイタルを行う。12月文化庁芸術祭新人賞受賞。市川猿之助丈、中村勘九郎丈等歌舞伎公演、舞踊公演、NHKTVラジオ出演、長唄稽古場(東京・名古屋・札幌)に門弟を持ち長唄煌光会を主催。
杵屋寿浩(きねやとしひろ)
昭和35年、京都生まれ。14歳のとき南座の市川猿之助公演にて初舞台。15歳で杵屋寿浩の名前(杵勝会最年少にて)を許される。24歳のときより芦屋大学・芦屋学園の講師を7年間務める。発足以来男子禁制の京都花柳界の舞台に、強い要請でタブーを破り男として初めて参加。高い評価を受ける。海外公演をはじめ年間百以上の公演をこなしながら、作曲活動、講演、また後進の指導にもあたる。舞台はもちろん、テレビ・ラジオにも数多く出演。洋楽、落語、新劇等、他の芸術とも積極的に交流。毎年一度自らのリサイタル〈二題の会〉を行う。他に〈としひろ会〉〈みのる会〉を主宰。大和楽では大和稔(やまとみのる)の名前で活躍。
最近、見慣れた盆と正月の帰省ラッシュは、外国にはない日本独特の光景なのでしょう。外国人にはこれもひとつの祭りと見えるかも知れません。
夢玄の音楽のイメージとして「美しい日本の情景」を掲げていますが、今回のアルバム「祭りの系譜」では日本舞踊や民舞を意識した歌づくりをしました。何故かと申しますと、邦楽と歌舞伎や舞踊は同じ劇場空間で共生する舞台芸術に他ならないからです。
数年前、杵屋崇光からの話で、札幌の「第七回YOSAKOIソーラン祭り」に出演したことがあります。そのとき目の当たりにした民舞やストリートダンスなどのエネルギー溢れる躍動感に圧倒された思い出があります。そこには日本の民族音楽と現代の若者たちが同じ時間、同じ場所で「こころ」を共有した新しい祭りの風景がありました。そのときの鮮烈な感動がこのアルバムに収めた「津軽はんや」「海響SORAN」(新やまと紀行)の二作品になりました。この作品の思い切ったアレンジは現代の若者と伝統音楽をつなぐ架け橋になるように思います。茶髪の若者たちが夢玄の音楽にのせられて踊り明かす・・・・そこに新しい祭りの情景があります。
望月太津三郎(もちづきたつさぶろう)
昭和14年生まれ。京都の三世中村寿鶴師の内弟子となり中村寿洸として昭和62年まで活動。その後初代太津三郎引退を機に、二代名を襲名、現在に至っている。若年より創作邦楽研究会同人として創作活動に参加。数々の作品を発表している。又、海外での演奏活動も盛んである。その一方、「たつさぶろう」の名で作詞も数多く、大和楽「風流三番叟」長唄「すず虫」等の作品がある。その後、杵屋崇光、杵屋寿浩と語らい、邦楽風土記、二十四季風雅頌、夢玄抄の邦楽創作シリーズ制作を手がけ「神名火」「春遊び」「風の浮橋」「まぼろし祝言」「都忘れ」等。
杵屋崇光(きねやたかみつ)現杵屋勝四郎(きねやかつしろう)
昭和34年生まれ。四歳より父故杵屋和四蔵に師事、長唄の稽古を始める。その後、人間国宝杵屋勝国師、人間国宝宮田哲男師に師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科長唄専攻卒。松竹歌舞伎アメリカ公演等に参加。ビクターよりTHE家元「三味線オンマイマインド」でデビュー。1990年8月THE家元、世界音楽祭にて世界第2位入賞。1992年ミュージカル「SANADA」の音楽担当/出演。1997年8月ソロCD「風の浮橋/都忘れ」リリース。10月第1回杵屋崇光長唄リサイタルを行う。12月文化庁芸術祭新人賞受賞。市川猿之助丈、中村勘九郎丈等歌舞伎公演、舞踊公演、NHKTVラジオ出演、長唄稽古場(東京・名古屋・札幌)に門弟を持ち長唄煌光会を主催。
杵屋寿浩(きねやとしひろ)
昭和35年、京都生まれ。14歳のとき南座の市川猿之助公演にて初舞台。15歳で杵屋寿浩の名前(杵勝会最年少にて)を許される。24歳のときより芦屋大学・芦屋学園の講師を7年間務める。発足以来男子禁制の京都花柳界の舞台に、強い要請でタブーを破り男として初めて参加。高い評価を受ける。海外公演をはじめ年間百以上の公演をこなしながら、作曲活動、講演、また後進の指導にもあたる。舞台はもちろん、テレビ・ラジオにも数多く出演。洋楽、落語、新劇等、他の芸術とも積極的に交流。毎年一度自らのリサイタル〈二題の会〉を行う。他に〈としひろ会〉〈みのる会〉を主宰。大和楽では大和稔(やまとみのる)の名前で活躍。
収録内容
音源
AAC 128/320kbps | 144.4 MB | 1:03:00
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01.二十四季風雅頌 散り櫻
6:29
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02.組曲・筑紫散歩 春・終日
12:48
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03.組曲・長崎ぶり 流れ灯
4:39
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04.組曲・長崎ぶり 祭り狐
8:12
-
05.組曲・長崎ぶり 邪宗門
6:04
-
06.組曲・筑紫散歩 水辺立秋
10:52
-
07.新やまと紀行 津軽はんや
7:11
-
08.新やまと紀行 海響SORAN
6:42
デジタル商品の楽しみ方
本商品は、ダウンロードまたはスマートフォン向けアプリ「PlayPASS Music Player」でご利用いただけます。