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邦楽演奏家 Best Take 西潟昭子Ⅱ

西潟昭子

価格: ¥ 1,783 (税込)
発売日:1997年05月21日
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商品情報

三絃による現代邦楽の第一人者、西潟昭子の至芸を集めたシリーズ第二弾。 三枝作品は1987年の新典音楽協会の委嘱曲。鳥養・坪能・池辺作品は、西潟昭子からの委嘱で作曲された。 杵屋正邦の『呼応』では、清搔(すががき)という交互演奏の音型が駆使される。「歌舞伎の音楽や、長唄、常磐津、清元などにその名残をとどめているが、三弦二重奏曲『呼応』は、その交互演奏に終始し、しかも清搔のように一方が同位置(同じ勘所)に固定されるのではなく、両者が追いつ追われつ烈しく動き廻り、最後のひと撥にいたるまで同時演奏は行われない。一つの旋律を二挺の三弦で表出する部分が多いところから、大半は同方向への進行型をとるが、終結部に近くなると、極めて速い反進行型が現れる。」(作曲者による解説より) [録音] (1)〜(4)1992年12月8日、(5)(7)1986年4月23日、(6)1986年5月8日 いずれもビクタースタジオ301にて録音。 西潟昭子(にしがた あきこ)プロフィール 1945年 東京生まれ、幼少より西潟美溪(母)に山田流箏曲を習う。 1967年 東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中、中能島欣一教授に山田流箏曲、三絃を師事。同年杵屋正邦門下となり、現代邦楽の三絃を師事。 1975年より第一線の作曲家に委嘱し、三味線による現代作品を中心としたリサイ夕ルを持つ。 1978年より、アジア、ヨーロッパ各国でのリサイタル。国際現代音楽祭、オランダ・フェスティバル、アジア作曲家会議等に参加、演奏。 1984年より、国立劇場が復元した古代楽器「阮咸(げんかん)」を、1988年より「瑟(しつ)」を演奏。舞台、伶楽公演に出演。1979年 パンムジーク・フェスティバル演奏コンクールにおいて独奏部門第1位(ドイツ大使賞、審査委員賞)受賞。 1980年 昭和55年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞。 1998年 平成10年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。 2000年 平成12年度文化庁芸術祭大賞受賞。 2002年 第9回日本文化藝術振興賞(日本伝統文化振興賞)受賞。 箏曲「美音会」を主宰。「現代三曲アンサンブル」メンバー。主に山田流箏曲の古典曲、三味線の現代曲をレパートリーに、日本及びヨーロッパを中心に活動、三味線音楽の新しい領域を開く。 洗足学園音楽大学教授、現代邦楽研究所所長、現代三味線音楽協会理事、純正律音楽研究会理事、上越教育大学非常勤講師、BS・CSデジタル放送審議委員、(公財)日本伝統文化振興財団評議員。 レコードは、「西潟昭子/三絃」(ALMコジマ録音)、「西潟昭子・ひとり−夢にしあらば−」、「現代の三絃ベスト25」(ビクター)[昭和61年度芸術作品賞受賞]など多数。 [収録曲] 1 盤渉調(ばんしきちょう)第一楽章 2 盤渉調 第二楽章 作曲:中能島欣一 三絃:西潟昭子 3 「DUO '87」 作曲:三枝成彰 三絃:西潟昭子 箏:福永千恵子 4 三絃ソロの為の「TROIS」 作曲:鳥養潮 三絃:西潟昭子 5 「庵の閑話〜巻の二」(いおりのかんわ) 作曲:坪能克裕 三絃Ⅰ:西潟昭子 三絃Ⅱ:長谷川美帆 6 「はじめのうた」-三絃のために 作曲:池辺晋一郎 三絃:西潟昭子 7 三絃二重奏曲「呼応」(こおう) 作曲:杵屋正邦 三絃Ⅰ:西潟昭子 三絃Ⅱ:杵屋子邦

収録内容
音源AAC 128/320kbps | 129.6 MB | 56:31

  • 01.盤渉調 第一楽章

    5:07

  • 02.盤渉調 第ニ楽章

    5:18

  • 03.「DUO '87」

    8:57

  • 04.三絃ソロの為の「TROIS」

    10:11

  • 05.「庵の閑話〜巻の二」

    7:59

  • 06.「はじめのうた」 — 三絃のために

    10:46

  • 07.三絃二重奏曲「呼応」

    8:11

デジタル商品の楽しみ方

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