価格:
¥
2,310
(税込)
購入期間:
2023年01月04日00:00~
発売日:
1997年05月21日
※ 購入される際は、商品の内容を必ずご確認ください。
商品情報
現代邦楽の三絃の領域を開拓した第一人者、西潟昭子の至芸を集めたシリーズ第一弾。
毎回リサイタルの冒頭で演奏されお馴染みとなった杵屋正邦『去来』で始まり、電気的エフェクトを施したテープ音と共に演奏される松平頼暁『カインの犠牲者達のために』(撥弦楽器を多く用いるアジアの三地域、すなわち沖縄地方、ヴェトナム、朝鮮半島の音組織に基づく三楽章からなる)、三味線の弱点である器楽的なスピード感あふれるフレーズを追求した三枝成彰『La・La-La-La・La』などを収録。最後の『新ざらし』は山田流による即興的な手が入った「晒(さらし)」。箏の反復音型の上で三絃の長い即興演奏が行われる。
「彼女が日本の現代音楽の最先端の作曲家たちに三絃のための作品を委嘱し、それを初演するという活動を続けて10年以上になる。西潟昭子さんの存在が、そして彼女の提示する邦楽器の世界が、行き詰まりがちであった80年代の日本の現代音楽に大きな示唆を与えたことは疑いを入れない。また彼女は次々と新しい曲に挑むばかりではなく、それを繰り返して演奏し、たゆむことなく自らの演奏を高めてきた。現代曲が初演以後忘れ去られることが多い中で、彼女のこの一貫した姿勢は、優れた演奏を反復することによって現代曲もそして演奏者自身も、新しい様相を開拓しうることを実証してきた。」(坪能由紀子 ライナーノーツより)
西潟昭子(にしがた あきこ)プロフィール
1945年 東京生まれ、幼少より西潟美溪(母)に山田流箏曲を習う。
1967年 東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中、中能島欣一教授に山田流箏曲、三絃を師事。
1967年より杵屋正邦門下となり、現代邦楽の三絃を師事。
1975年より第一線の作曲家に委嘱し、三味線による現代作品を中心としたリサイ夕ルを持つ。1978年より、アジア、ヨーロッパ各国でのリサイタル。国際現代音楽祭、オランダ・フェスティバル、アジア作曲家会議等に参加、演奏。
1984年より、国立劇場が復元した古代楽器「阮咸(げんかん)」を、1988年より「瑟(しつ)」を演奏。舞台、伶楽公演に出演。
1979年 パンムジーク・フェスティバル演奏コンクールにおいて独奏部門第1位(ドイツ大使賞、審査委員賞)受賞。
1980年 昭和55年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞。
1998年 平成10年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。
2000年 平成12年度文化庁芸術祭大賞受賞。
2002年 第9回日本文化藝術振興賞(日本伝統文化振興賞)受賞。
箏曲「美音会」を主宰。「現代三曲アンサンブル」メンバー。主に山田流箏曲の古典曲、三味線の現代曲をレパートリーに、日本及びヨーロッパを中心に活動、三味線音楽の新しい領域を開く。
洗足学園音楽大学教授、現代邦楽研究所所長、現代三味線音楽協会理事、純正律音楽研究会理事、上越教育大学非常勤講師、BS・CSデジタル放送審議委員、(公財)日本伝統文化振興財団評議員。
レコードは、「西潟昭子/三絃」(ALMコジマ録音)、「西潟昭子・ひとり−夢にしあらば−」、「現代の三絃ベスト25」(ビクター)[昭和61年度芸術作品賞受賞]など多数。
[収録曲]
1 三絃独奏曲「去来」KYORAI
作曲:杵屋正邦
三絃:西潟昭子
2 カインの犠牲者達のために to the Victims of Cain
作曲:松平頼暁
三絃:西潟昭子
3 La・La-La-La・La
作曲:三枝成彰¥n三絃:西潟昭子
4 三味線のための「流れ」 NAGARE for Shamisen
作曲:篠原真
三絃・鉦:西潟昭子
5 尺八・三絃二重奏曲「明鏡」 MEIKYŌ
作曲:杵屋正邦
三絃:西潟昭子 尺八:青木鈴慕
6 新ざらし SHIN-ZARASHI
原作曲:北沢勾当、補作曲:深草検校
三絃:西潟昭子 唄・箏:亀山香能
毎回リサイタルの冒頭で演奏されお馴染みとなった杵屋正邦『去来』で始まり、電気的エフェクトを施したテープ音と共に演奏される松平頼暁『カインの犠牲者達のために』(撥弦楽器を多く用いるアジアの三地域、すなわち沖縄地方、ヴェトナム、朝鮮半島の音組織に基づく三楽章からなる)、三味線の弱点である器楽的なスピード感あふれるフレーズを追求した三枝成彰『La・La-La-La・La』などを収録。最後の『新ざらし』は山田流による即興的な手が入った「晒(さらし)」。箏の反復音型の上で三絃の長い即興演奏が行われる。
「彼女が日本の現代音楽の最先端の作曲家たちに三絃のための作品を委嘱し、それを初演するという活動を続けて10年以上になる。西潟昭子さんの存在が、そして彼女の提示する邦楽器の世界が、行き詰まりがちであった80年代の日本の現代音楽に大きな示唆を与えたことは疑いを入れない。また彼女は次々と新しい曲に挑むばかりではなく、それを繰り返して演奏し、たゆむことなく自らの演奏を高めてきた。現代曲が初演以後忘れ去られることが多い中で、彼女のこの一貫した姿勢は、優れた演奏を反復することによって現代曲もそして演奏者自身も、新しい様相を開拓しうることを実証してきた。」(坪能由紀子 ライナーノーツより)
西潟昭子(にしがた あきこ)プロフィール
1945年 東京生まれ、幼少より西潟美溪(母)に山田流箏曲を習う。
1967年 東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中、中能島欣一教授に山田流箏曲、三絃を師事。
1967年より杵屋正邦門下となり、現代邦楽の三絃を師事。
1975年より第一線の作曲家に委嘱し、三味線による現代作品を中心としたリサイ夕ルを持つ。1978年より、アジア、ヨーロッパ各国でのリサイタル。国際現代音楽祭、オランダ・フェスティバル、アジア作曲家会議等に参加、演奏。
1984年より、国立劇場が復元した古代楽器「阮咸(げんかん)」を、1988年より「瑟(しつ)」を演奏。舞台、伶楽公演に出演。
1979年 パンムジーク・フェスティバル演奏コンクールにおいて独奏部門第1位(ドイツ大使賞、審査委員賞)受賞。
1980年 昭和55年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞。
1998年 平成10年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。
2000年 平成12年度文化庁芸術祭大賞受賞。
2002年 第9回日本文化藝術振興賞(日本伝統文化振興賞)受賞。
箏曲「美音会」を主宰。「現代三曲アンサンブル」メンバー。主に山田流箏曲の古典曲、三味線の現代曲をレパートリーに、日本及びヨーロッパを中心に活動、三味線音楽の新しい領域を開く。
洗足学園音楽大学教授、現代邦楽研究所所長、現代三味線音楽協会理事、純正律音楽研究会理事、上越教育大学非常勤講師、BS・CSデジタル放送審議委員、(公財)日本伝統文化振興財団評議員。
レコードは、「西潟昭子/三絃」(ALMコジマ録音)、「西潟昭子・ひとり−夢にしあらば−」、「現代の三絃ベスト25」(ビクター)[昭和61年度芸術作品賞受賞]など多数。
[収録曲]
1 三絃独奏曲「去来」KYORAI
作曲:杵屋正邦
三絃:西潟昭子
2 カインの犠牲者達のために to the Victims of Cain
作曲:松平頼暁
三絃:西潟昭子
3 La・La-La-La・La
作曲:三枝成彰¥n三絃:西潟昭子
4 三味線のための「流れ」 NAGARE for Shamisen
作曲:篠原真
三絃・鉦:西潟昭子
5 尺八・三絃二重奏曲「明鏡」 MEIKYŌ
作曲:杵屋正邦
三絃:西潟昭子 尺八:青木鈴慕
6 新ざらし SHIN-ZARASHI
原作曲:北沢勾当、補作曲:深草検校
三絃:西潟昭子 唄・箏:亀山香能
収録内容
音源
AAC 128/320kbps | 141.3 MB | 1:01:37
-
01.去来
8:27
-
02.カインの犠牲者達のために
12:55
-
03.La・La-La-La・La
5:21
-
04.三味線のための「流れ」
10:05
-
05.尺八・三絃二重奏曲「明鏡」
12:52
-
06.新ざらし
11:56
デジタル商品の楽しみ方
本商品は、ダウンロードまたはスマートフォン向けアプリ「PlayPASS Music Player」でご利用いただけます。