安藤政輝　箏の世界２

生田流箏曲演奏家で、音楽家として初の学術博士、安藤政輝によるセカンドアルバム。
前作に引き続き、古典曲を収録した二作目となる本アルバムでは、二代富山清琴、深海さとみ、藤井泰和を共演者に迎えます。安藤政輝の箏と共演者の三弦との華やかな合奏で、古典の人気曲全3曲を収録。

安藤政輝（あんどう まさてる）プロフィール
宮城道雄・宮城喜代子・宮城数江に師事。宮城会第1回コンクール第1位。東京藝術大学大学院博士課程修了。日本で初めての音楽家による博士（学術博士）として日本音響学会、国際音響学会、音楽教育国際会議、日本音楽教育学会等において論文発表および演奏・講演等。（英）ケンブリッジ大学サマースクール、（米）アーラム大学における教授活動の他、カーネギーホール、ムジークフェライン、サラエボ国際ウインターフェスティバルにおける演奏など海外でも活動。1972年より現在までに27回のリサイタルを開催。1990年からは「宮城道雄全作品連続演奏会」を開始、継続中。2012年3月東京藝術大学教授を退任。輝箏会・箏グループかがやき主宰。

［録音］2007年5月8日、18日、8月15日ビクタースタジオ

［収録曲］
1　御山獅子（みやまじし）
竹中墨子作詞／菊岡検校作曲（八重崎検校箏手付）
歌・箏：安藤政輝　歌・三弦：富山清琴

2　石橋（しゃっきょう）
初世 瀬川路考作詞／芳沢金七、若村藤四郎作曲
歌・箏：安藤政輝　歌・三弦：深海さとみ

3　残月（ざんげつ）
作詞不詳／峰崎勾当作曲
歌・箏：安藤政輝　歌・三弦：藤井泰和