価格:
¥
1,925
(税込)
購入期間:
2023年08月30日00:00~
発売日:
1997年04月09日
※ 購入される際は、商品の内容を必ずご確認ください。
商品情報
長唄の代表作から三曲を収録。
『越後獅子』は、文化八年(1811)、江戸中村座に出された「遅桜手爾葉七字(おそざくらてにはのななもじ)」と言う七変化舞踊の一曲。越後の国から出て来た角兵衛獅子は、獅子頭をかぶったり、太鼓を胸につけたりして、踊りや曲芸を見せて世渡りをしていた。長唄「越後獅子」は、この角兵衛獅子をテーマにした曲であるが、歌詞は地歌の「越後獅子」を基礎として手を加え、三味線は同じく地歌の「越後獅子」及び「さらし」から取って来て編曲している。更に民謡の浜唄、江戸長唄独特の味が巧みに組み合わされて、賑やかで変化が多い為、長唄所作事の代表的な人気曲とされている。
『吾妻八景』は文政十二年(1829)に作曲され、それまで歌舞伎や舞踊の伴奏音楽にすぎなかった長唄(=劇場長唄)から脱却し、純音楽的な長唄(=お座敷長唄)の先駆となった点で画期的であり、しかも長唄全体の中でも名曲中の名曲と言われている作品。三つの合方(佃の合方、砧の合方、楽の合方)は、歌詞の上品さと相侯って器楽的な美しさを持っており、聴く者を飽きさせない。
『勧進帳』は、謡曲の「安宅(あたか)」から歌詞を取って、組み立てや文句に変化をつけたものである。音楽として聞いただけでは、筋が通らぬ妙なものであるが、元来この曲は、歌舞伎のセリフや役者の動きの問をつなぐ説明的な部分にすぎない。
[収録曲]
1 越後獅子(えちごじし)
作曲:九世 杵屋六左衛門
唄:杵屋六左衛門、杵屋喜三郎、杵屋六七郎 三味線:杵屋勘五郎、杵屋六郎助、杵屋六蔵 鳴物:望月太左衛門社中
2 吾妻八景(あづまはっけい)
作曲:四世 杵屋六三郎
唄:杵屋佐登代、杵屋佐美奈 三味線:杵屋五三助、杵屋五三雄 鳴物:堅田喜三久連中
3 勧進帳(かんじんちょう)
作曲:四世 杵屋六三郎
唄:杵屋六左衛門、杵屋喜三郎、杵屋六七郎 三味線:杵屋六一郎、杵屋勘五郎 上調子:杵屋六郎助 鳴物:望月太左衛門社中
『越後獅子』は、文化八年(1811)、江戸中村座に出された「遅桜手爾葉七字(おそざくらてにはのななもじ)」と言う七変化舞踊の一曲。越後の国から出て来た角兵衛獅子は、獅子頭をかぶったり、太鼓を胸につけたりして、踊りや曲芸を見せて世渡りをしていた。長唄「越後獅子」は、この角兵衛獅子をテーマにした曲であるが、歌詞は地歌の「越後獅子」を基礎として手を加え、三味線は同じく地歌の「越後獅子」及び「さらし」から取って来て編曲している。更に民謡の浜唄、江戸長唄独特の味が巧みに組み合わされて、賑やかで変化が多い為、長唄所作事の代表的な人気曲とされている。
『吾妻八景』は文政十二年(1829)に作曲され、それまで歌舞伎や舞踊の伴奏音楽にすぎなかった長唄(=劇場長唄)から脱却し、純音楽的な長唄(=お座敷長唄)の先駆となった点で画期的であり、しかも長唄全体の中でも名曲中の名曲と言われている作品。三つの合方(佃の合方、砧の合方、楽の合方)は、歌詞の上品さと相侯って器楽的な美しさを持っており、聴く者を飽きさせない。
『勧進帳』は、謡曲の「安宅(あたか)」から歌詞を取って、組み立てや文句に変化をつけたものである。音楽として聞いただけでは、筋が通らぬ妙なものであるが、元来この曲は、歌舞伎のセリフや役者の動きの問をつなぐ説明的な部分にすぎない。
[収録曲]
1 越後獅子(えちごじし)
作曲:九世 杵屋六左衛門
唄:杵屋六左衛門、杵屋喜三郎、杵屋六七郎 三味線:杵屋勘五郎、杵屋六郎助、杵屋六蔵 鳴物:望月太左衛門社中
2 吾妻八景(あづまはっけい)
作曲:四世 杵屋六三郎
唄:杵屋佐登代、杵屋佐美奈 三味線:杵屋五三助、杵屋五三雄 鳴物:堅田喜三久連中
3 勧進帳(かんじんちょう)
作曲:四世 杵屋六三郎
唄:杵屋六左衛門、杵屋喜三郎、杵屋六七郎 三味線:杵屋六一郎、杵屋勘五郎 上調子:杵屋六郎助 鳴物:望月太左衛門社中
収録内容
音源
AAC 128/320kbps | 169.0 MB | 1:13:33
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01.越後獅子
21:20
-
02.吾妻八景
20:39
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03.勧進帳
31:34
デジタル商品の楽しみ方
本商品は、ダウンロードまたはスマートフォン向けアプリ「PlayPASS Music Player」でご利用いただけます。