価格:
¥
1,800
(税込)
購入期間:
2022年08月01日00:00~
発売日:
2008年07月23日
※ 購入される際は、商品の内容を必ずご確認ください。
商品情報
芸術に目醒めた人類の聖域。旧石器時代の壁画を遺す南仏クーニャック洞窟の闇の中で土取利行が奏でる鍾乳石、石筍、鼻笛、骨笛の妙
録音:2002年11月21日 クーニャック洞窟(フランス、ロート県ペイリニャック)
初発売日:2008年7月23日
土取利行の古代音楽の探究。今回はフランスの文化施設の特別な許可を得て、旧石器時代、25000年前のクロマニョン人が描いた壮麗な壁画が残る洞窟の奥深くに入り、人類の音楽の起源をさぐった貴重な演奏の記録。古代人の音楽創出の瞬間に遡った、現代と旧石器時代をつなぐ感動的な「意識の旅」。洞窟内の鍾乳石、石筍を指または柔らかい木で打奏し、同時に、鼻笛、木製スクレイパー、骨笛、ガラガラといった古代楽器を演奏する。いずれも屋外で聴けば小さな音だが、洞窟の深い闇のなかでは宇宙的な響きへと変容する。前も後ろも、上も下もない闇の世界。微細な音が反響しこだまする洞窟は、自然が造形した巨大な異次元のアンプリファイアー装置でもあった。地下の洞窟内の冷気と霊気をはらんだ妙なる響きは、洞窟全体が一個の巨大な楽器となって共鳴するさまをドキュメントした人類初、唯一無二のレコーディング。
[註記] 本作に収録されている洞窟内の鍾乳石、石筍の演奏は、考古学者ミシェル・ロルブランシェ博士の立会いと特別な許可を得て行なわれたものです。
土取利行(つちとり・としゆき)
1950年香川県生まれ。70年代よりパーカッショニストとして近藤等則などと尖鋭的な即興音楽を展開。75年日本を離れ、ニューヨーク、パリを拠点に、ミルフォード・グレイヴス、デレク・ベイリー、スティーヴ・レイシーなど多くの即興演奏家と共演。76年からはピーター・ブルック国際劇団の演奏家、音楽監督として「マハーバーラタ」「テンペスト」「ハムレットの悲劇」など数々の作品の上演に携わる。並行して世界各地を巡り、様々な民族音楽や舞踊を習得。その後、日本音楽の源流を求める旅へと向かい、10年に及ぶ調査・研究を経て、旧石器時代、弥生時代、縄文時代に光をあてた前人未到の古代の音再現プロジェクトを実現し話題を呼ぶ。CD:古代三部作「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」(ビクター)、LD「縄文の音霊」(NHK)を発表。これにより日本の音楽史に新たな一頁を加えセンセーションを巻き起こす。87年音楽家の桃山晴衣と岐阜県郡上八幡に活動拠点「立光学舎(りゅうこうがくしゃ)」を設立。地元の文化活動にも力を入れ、地元に残された貴重な古い民俗芸能音源を『郡上のうた』としてCD復刻(2CD:VZCG-8062~3 財団法人日本伝統文化振興財団)。88年「マハーバーラタ」日本公演、日本・インド祭でセゾン美術館主催のタゴール展の企画・監修・出演。2001年、南仏ピレネー山麓の旧石器時代壁画洞窟、レ・トロア・フレール洞窟で演奏。2002年、NHKハイビジョンスペシャル番組で写真家の港千尋とナビゲーターを務めフランスの先史時代壁画洞窟を訪ね、古代楽器を演奏(翌2003年、NHK総合、ハイビジョン放送にて「暗闇に残されたメッセージ 人類最古・洞窟壁画の謎」として放映)。2004、2005年、ピーター・ブルック演出「ティエルノ・ボカール」ワールド・ツアー。2006年、ドラムスによるフリー・インプロヴィゼーションを再開。
録音:2002年11月21日 クーニャック洞窟(フランス、ロート県ペイリニャック)
初発売日:2008年7月23日
土取利行の古代音楽の探究。今回はフランスの文化施設の特別な許可を得て、旧石器時代、25000年前のクロマニョン人が描いた壮麗な壁画が残る洞窟の奥深くに入り、人類の音楽の起源をさぐった貴重な演奏の記録。古代人の音楽創出の瞬間に遡った、現代と旧石器時代をつなぐ感動的な「意識の旅」。洞窟内の鍾乳石、石筍を指または柔らかい木で打奏し、同時に、鼻笛、木製スクレイパー、骨笛、ガラガラといった古代楽器を演奏する。いずれも屋外で聴けば小さな音だが、洞窟の深い闇のなかでは宇宙的な響きへと変容する。前も後ろも、上も下もない闇の世界。微細な音が反響しこだまする洞窟は、自然が造形した巨大な異次元のアンプリファイアー装置でもあった。地下の洞窟内の冷気と霊気をはらんだ妙なる響きは、洞窟全体が一個の巨大な楽器となって共鳴するさまをドキュメントした人類初、唯一無二のレコーディング。
[註記] 本作に収録されている洞窟内の鍾乳石、石筍の演奏は、考古学者ミシェル・ロルブランシェ博士の立会いと特別な許可を得て行なわれたものです。
土取利行(つちとり・としゆき)
1950年香川県生まれ。70年代よりパーカッショニストとして近藤等則などと尖鋭的な即興音楽を展開。75年日本を離れ、ニューヨーク、パリを拠点に、ミルフォード・グレイヴス、デレク・ベイリー、スティーヴ・レイシーなど多くの即興演奏家と共演。76年からはピーター・ブルック国際劇団の演奏家、音楽監督として「マハーバーラタ」「テンペスト」「ハムレットの悲劇」など数々の作品の上演に携わる。並行して世界各地を巡り、様々な民族音楽や舞踊を習得。その後、日本音楽の源流を求める旅へと向かい、10年に及ぶ調査・研究を経て、旧石器時代、弥生時代、縄文時代に光をあてた前人未到の古代の音再現プロジェクトを実現し話題を呼ぶ。CD:古代三部作「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」(ビクター)、LD「縄文の音霊」(NHK)を発表。これにより日本の音楽史に新たな一頁を加えセンセーションを巻き起こす。87年音楽家の桃山晴衣と岐阜県郡上八幡に活動拠点「立光学舎(りゅうこうがくしゃ)」を設立。地元の文化活動にも力を入れ、地元に残された貴重な古い民俗芸能音源を『郡上のうた』としてCD復刻(2CD:VZCG-8062~3 財団法人日本伝統文化振興財団)。88年「マハーバーラタ」日本公演、日本・インド祭でセゾン美術館主催のタゴール展の企画・監修・出演。2001年、南仏ピレネー山麓の旧石器時代壁画洞窟、レ・トロア・フレール洞窟で演奏。2002年、NHKハイビジョンスペシャル番組で写真家の港千尋とナビゲーターを務めフランスの先史時代壁画洞窟を訪ね、古代楽器を演奏(翌2003年、NHK総合、ハイビジョン放送にて「暗闇に残されたメッセージ 人類最古・洞窟壁画の謎」として放映)。2004、2005年、ピーター・ブルック演出「ティエルノ・ボカール」ワールド・ツアー。2006年、ドラムスによるフリー・インプロヴィゼーションを再開。
収録内容
音源
AAC 128/320kbps | 94.6 MB | 41:02
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01.生命の海
3:08
-
02.ネアンデルタール・ダンス
1:40
-
03.翼を持った大角鹿
5:08
-
04.クロマニョン・ダンス
3:02
-
05.レッド・ポイント
1:53
-
06.ドリーム・タイム
5:28
-
07.精霊メガロセロス
2:52
-
08.アイベックス
6:39
-
09.祖霊へ
1:19
-
10.洞穴熊の滑り台
2:57
-
11.踊るバイソン
1:45
-
12.マンモスの行進
5:04
デジタル商品の楽しみ方
本商品は、ダウンロードまたはスマートフォン向けアプリ「PlayPASS Music Player」でご利用いただけます。